「翔ぶが如く」です。司馬遼太郎先生の作品は最高です。ほとんど読破しました。以前司馬遼太郎さんの運転手をしていた方と話をしたことがあります。情報収集は尋常じゃなかったようです。地方の田舎で野良仕事をしている農婆等からも色々とその土地にまつわる話を聞いていたようです。一回の出張で何十冊もの大学ノートに書き入れていたとのことです。ですから重厚な物語が書けたのですね。脱帽です。
お城と全然異なる内容でしたが、大丈夫だったでしょうか?
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10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。
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