11/16(土)に「烏山城跡史跡指定イベント」が、烏山公民館で行われました。私のような攻城初心者にも分かりやすく、遺構の名称や城の種類などを教えてくださいました。
実は、まだ烏山城は攻城していないのです。涼しくなってきたところで、この冬には攻めたいと思っています。

南門は、素晴らしく復元されていました。築地塀も当時のように作られているのでしょう。写真手前の植込みが、塀の痕跡です。

上杉家御用酒屋の小嶋総本店です。城跡の東、やや離れた場所にあります。昔ながらの酒造りの展示ばかりではなく、上杉鷹山の展示もあります。もちろん、日本酒も販売しています。

通りには、江戸、明治、大正の時代のものが混在していますが、よい雰囲気です。南側の通りに「武者隠し」の家と案内板があります。

国道4号線が城域を突っ切っています。残念な反面、歩道橋の上から、俯瞰的に施設を見ることができるのはよいです。

駐車場からは、少し離れていますが、西辺の跡にも2ヶ所ほど展示物があります。城域の広さを感じられます。また、これ程広大な施設を塀で囲んでいたことに驚きです。

石垣もよいですが、城域を川と堀により囲むようになっているのも素晴らしいです。不思議な曲がり方をしている道があると思っていたら、川の跡らしいです。その古川は今ありませんが、写真左の道がかなり低くなっていて、川の様子をとどめています。

今後、整備されるであろう二の丸の外側です。この堀の延長上は、二の丸の拡張のため、人為的に埋められたらしいです。

堀、土塁がよい状態で残っていたり復元されていたりします。歴史体験館から入ってすぐの枡形もきれいになっていました。