1 |
備中松山城(岡山県高梁市)
盆地の小気味よい城下町の上、峻険な山上にある絢爛たる小現存天守と櫓群と高石垣。さんじゅーろー城主の存在感も大きいです。
|
|
2 |
松本城(長野県松本市)
自分は長野県がルーツなので身贔屓が入ってしまうのですが…それでも、国宝現存12天守入りは東国者の誇りです。黒漆塗り、やや均整を欠いて丈の高い大天守は戦艦の艦橋のようで格好が良いし、背景の北アルプスに素晴らしく映える。また月見櫓の紅色が見事な「サシ」を与えています。
|
|
3 |
姫路城(兵庫県姫路市)
奇跡の城、ただただ美しい。眺める度に日本生まれで良かったと思う。
|
|
4 |
津山城(岡山県津山市)
石垣の規模が大きく質と造作がほれぼれするほど見事なことに加え、整備状態も良いです。盆地の小都市の立地も相まって、ラインの古城のような風格を感じさせる大人の城。タイアップやキャラクター導入に頼っていないのも良い。
|
|
5 |
勝連グスク(沖縄県うるま市)
防御と遮断の機能を持つ「城」と、集いと祭祀の空間としての「グスク」。正直、これまでの私の攻城活動は何だったのだろうと相当に考える契機となりました。勝連の城跡がみごとに整備されているのは無論なのですが、しかも整備は物理的な次元に留まらずグスクの精神的遺産もしっかりと継承されているようです。現地中高生が中心となっている「肝高の阿麻和利」の組踊はすでに20余年継承され続けているようですし、更にまるてる。は攻城中、三の曲輪の「トゥヌムトゥ」(神人の腰掛け)に集って斉唱する地元の方々を目撃して強い衝撃を受けました。果たして、ここまで他に(特に本土)、「城」がヒトの精神的支柱として息づいている事例があるのであろうか…?
|
|
6 |
丸亀城(香川県丸亀市)
中規模地方都市に、強い求心力とブランドを与えている城です。一二三の高石垣だけでも十分なのに、現存天守があるというのが憎い。
|
|
7 |
金沢城(石川県金沢市)
規模が大きく、また復元の手が行き届いており、優美な大宮殿という趣です(五十間長屋は独のボン大学に似ている)。インバウンドのお客様に自慢しても全く恥ずかしくなく、姫路と並び称しても良い水準かも。
|
|
8 |
熊本城(熊本県熊本市)
整備復興が成りつつあったという段階で激しい地震被害に逢い、そこからさらに再建途上という特異な城郭です。再整備と地震対策がようやく終わった真新しい大天守と小天守、それとボロボロの現存宇土櫓の対比が痛々しい。
|
|
9 |
犬山城(愛知県犬山市)
国宝。現存天守。整備された元城下町。ある意味全てを兼ね備えた城。むしろそれへの嫉妬心から、逆に順位をさほど上げたくない気持ちも。
|
|
10 |
黒井城(兵庫県丹波市)
短いが急峻かつよく整備された登山路、城郭からのエッジの効いた眺望(郭の作りが小さいため)、ワンポイント主義とも言える遺構(赤門)など、まるてるの心に響く要素満載です。レベルの高い合格点をオールウェイズ与えてくれる感じでしょうか。
|
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する