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全国通訳案内士です。見果てぬバイリンガルお城ガイドの夢を追い、運動も兼ねて攻城活動を2021年に始めました。続日本100名城登城者(登録順位4758)、日本続100名城登城者(登録順位1407)、日本城郭検定準1級(2022年11月合格)。

まるてるさんのマイベストキャッスル

1 備中松山城(岡山県高梁市) 備中松山城(岡山県高梁市)
盆地の小気味よい城下町の上、峻険な山上にある絢爛たる小現存天守と櫓群と高石垣。さんじゅーろー城主の存在感も大きいです。
2 松本城(長野県松本市) 松本城(長野県松本市)
自分は長野県がルーツなので身贔屓が入ってしまうのですが…それでも、国宝現存12天守入りは東国者の誇りです。黒漆塗り、やや均整を欠いて丈の高い大天守は戦艦の艦橋のようで格好が良いし、背景の北アルプスに素晴らしく映える。また月見櫓の紅色が見事な「サシ」を与えています。
3 姫路城(兵庫県姫路市) 姫路城(兵庫県姫路市)
奇跡の城、ただただ美しい。眺める度に日本生まれで良かったと思う。
4 津山城(岡山県津山市) 津山城(岡山県津山市)
石垣の規模が大きく質と造作がほれぼれするほど見事なことに加え、整備状態も良いです。盆地の小都市の立地も相まって、ラインの古城のような風格を感じさせる大人の城。タイアップやキャラクター導入に頼っていないのも良い。
5 勝連グスク(沖縄県うるま市) 勝連グスク(沖縄県うるま市)
防御と遮断の機能を持つ「城」と、集いと祭祀の空間としての「グスク」。正直、これまでの私の攻城活動は何だったのだろうと相当に考える契機となりました。勝連の城跡がみごとに整備されているのは無論なのですが、しかも整備は物理的な次元に留まらずグスクの精神的遺産もしっかりと継承されているようです。現地中高生が中心となっている「肝高の阿麻和利」の組踊はすでに20余年継承され続けているようですし、更にまるてる。は攻城中、三の曲輪の「トゥヌムトゥ」(神人の腰掛け)に集って斉唱する地元の方々を目撃して強い衝撃を受けました。果たして、ここまで他に(特に本土)、「城」がヒトの精神的支柱として息づいている事例があるのであろうか…?
6 丸亀城(香川県丸亀市) 丸亀城(香川県丸亀市)
中規模地方都市に、強い求心力とブランドを与えている城です。一二三の高石垣だけでも十分なのに、現存天守があるというのが憎い。
7 金沢城(石川県金沢市) 金沢城(石川県金沢市)
規模が大きく、また復元の手が行き届いており、優美な大宮殿という趣です(五十間長屋は独のボン大学に似ている)。インバウンドのお客様に自慢しても全く恥ずかしくなく、姫路と並び称しても良い水準かも。
8 熊本城(熊本県熊本市) 熊本城(熊本県熊本市)
整備復興が成りつつあったという段階で激しい地震被害に逢い、そこからさらに再建途上という特異な城郭です。再整備と地震対策がようやく終わった真新しい大天守と小天守、それとボロボロの現存宇土櫓の対比が痛々しい。
9 犬山城(愛知県犬山市) 犬山城(愛知県犬山市)
国宝。現存天守。整備された元城下町。ある意味全てを兼ね備えた城。むしろそれへの嫉妬心から、逆に順位をさほど上げたくない気持ちも。
10 黒井城(兵庫県丹波市) 黒井城(兵庫県丹波市)
短いが急峻かつよく整備された登山路、城郭からのエッジの効いた眺望(郭の作りが小さいため)、ワンポイント主義とも言える遺構(赤門)など、まるてるの心に響く要素満載です。レベルの高い合格点をオールウェイズ与えてくれる感じでしょうか。
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今日のレビュー

古城物語 (時代小説文庫)

櫓や門、井戸と言った遺構(場所もはっきりしないものもありますが)にまつわるエピソードとメインテーマにした作品。
全9話の短編(安土城の鬼門櫓・大阪城の天守閣・春日山城の多聞堂・名古屋城のお土居下・稲葉山城の一の門・熊本城の空井戸・姫路城の腹切丸・彦根城の廊下橋・鹿児島城の蘇鉄)
不条理で暗い物語が多いですが、攻城の際に現地で想いを馳せるのも一興かと。

遠里小野さん)

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