東側に開いているという虎口はわかりませんでした。
城域北半分と西側横堀は割合よく整備されていました。
見応えありました。

写真の丘を目当てに南隣の亀山公園内を探しましたが、公園外の県道？から少し東に入ったところにありました。

国宝天守があるような城は別にしてこれほどの規模の遺構がある城跡は初めて。
「釆女」は本来「ノツ木」と書くようだが、固有名詞としての「釆女城」は誤用によると思われる。このサイトも『三重の山城ベスト５０を歩く』も間違っている「ノツ木」の「采女城」となっている。

三重県教育委員会が出している資料の縄張り図を見ながら歩いたが、道路開通で地形が変わったためかよくわからなかった。しかし、虎口や堀、土塁は個別には確認出来てよかった。縄張り図を書こうとしたが難しく、蚊に襲われて早々に退散。

ランニング途中攻城しました。
日の出前だったので今は禅林寺となっている寺の門扉が閉まっていて中に入れないのではと心配しましたが、門扉はなく問題なく入れました。合掌。

先達の方々の攻城メモでは土塁が残っているとのことだったが、ソーラーパネルが並んでいて土塁は跡形もなくなっていた。石碑や案内碑もソーラーパネル施設を取り囲むフェンス内に閉じ込められていた。
東数百メートルの仏光寺に城主の墓があるとのことでしたが、暗くてどれかよくわかりませんでした。

先達の写真では案内板の後ろに竹藪がありましたが、切り開かれて畑になっていました。

北西、南西、南東の三方向から登れます。駐車場はないようですが、ふもとに適当に停められそうでした。

良好な状態で土塁、水路？、曲輪跡が確認出来ました。慈眼寺駐車場から道路を挟んだ向かい側左手の斜面を登ります。

南側の標柱脇から直登するより、亀山JCT東側にある農道から東南方向にのびる農道を進んで攻城したほうが攻めやすいと思います。
ブログに攻城図を載せておきました。

登り口は南北二方向あります。どちらから登ってももう一つの登り口に出られます。