和歌山県の城について一冊にまとめられた書籍が欲しくて購入しました。
畠山氏の城館20城、湯河氏の城館13城、玉置氏の城館3城、龍神氏・愛州氏・目良氏の城館4城、山本氏の城館7城、安宅氏・小山氏・周参氏の城館11城、高野山の城館10城、根来寺・粉河寺の城館4城、雑賀衆の城館4城、熊野三山の城館14城、合計90城について書かれてあります。
他の日本の城郭シリーズのように歴史等の項目毎に書かれていませんが、縄張図と地図が掲載されてあるので参考になります。

北和地域32城、西和地域5城、中和地域20城、宇陀地域11城、五條・吉野地域10城、合計78城について書かれています。
またそれぞれの城について位置と歴史、現況、評価、探訪にあたっての注意事項についてまとめてあります。
地図と縄張図も掲載されてあるので、とても参考になります。

出版社のホームページによると、北九州地区５６、京築地区６１、筑豊地区５０、福岡地区４５、太宰府地区１０、北筑後地区４４、南筑後地区４２の城の掲載があります。
縄張図も掲載してあるものもあり、参考になります。
歴史、遺構、アクセス等の項目に分けて書いてあればより読みやすかったと思いますが、これだけの数について触れている事は有難いです。
巻末には福岡県城址一覧があります。

福山城の城メダル購入を含め周辺の城跡に行ってきました。
ある程度下調べしていたのと、登山アプリに載っている山が多かったのでかなり廻れました。スタンプラリーの如く忙しかったです。
新規訪問でデータベースに登録の無い城跡は登録作業に入ろうと思います。
分布調査報告書などの資料を基にゆっくりと入力していきます。
福山古墳ロードに組み込まれている城が幾つもありました。コースに組み込まれているだけあって登山道や案内板がそれなりに整備されていました。
これらが登録されれば、福山市の指定史跡を含めかなりデータベースが充実するはずです。