滋賀県立安土城考古博物館では6月16日(日)まで、「平成25年春季特別展『しのぎをけづり 鍔をわり-近江の城、信長とかく戦えり-』」という特別展が開催されています。
近江はおよそ1300以上の城跡が残る、まさに「城の国」です。
東日本と西日本をつなぐ交通の要所であり、琵琶湖や北国街道は北陸方面とつながっています。京都に近いということもあり、こうした戦略上の重要性に加えて、近江がこれだけ戦国時代の中心になったのは、織田信長が攻めこみ統治したということも大きいと思います。
信長と戦った小谷城や観音寺城、光秀の坂本城に、秀吉の長浜城、そして信長自身が築いた安土城だけでなく、後に石田三成の居城となる佐和山城や森可成が討ち死にした宇佐山城もあります。
中世城郭から近世城郭、山城から水城とバラエティ豊かな城があることも近江の特徴かもしれませんね。
そんな近江の城を紹介する特別展は見所満載ですよね。
平成25年春季特別展「しのぎをけづり 鍔をわり-近江の城、信長とかく戦えり-」 開催期間:平成25年4月20日(土)~6月16日(日) 戦国時代、近江には多くの城が築かれていました。織田信長は、岐阜城を本拠としつつもたびたび近江へと出兵し、それらの城を攻め、勢力を拡大していきます。その過程において、姉川の戦いや延暦寺焼き討ち、大船の建造など、幾多の重要な事件が起きました。 本展では、永禄11年(1568)から天正4年(1576)の、信長が本格的に近江へ侵攻を開始してから安土城築城に至るまでの時期を取り上げ、この間に信長と対峙した近江勢力の城がどのようなものであったのかを検証していきます。期間中に安土城考古博物館までいけるかわからないので、通販で特別展図録を購入しました。 中身はこんな感じです。カラー写真も多いですね。 ほかにも過去の企画展の図録も販売されてるので、興味のある方は見てみてくださいね。 (じつはぼく、15000円くらい買っちゃいました)
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