竪堀とされていますが、このようにくねくねと曲がっているので、上から攻撃するための竪堀としてよりも、登城道として機能したように思えます。
かなり登ってきても、やはりくねくねと蛇行しています。「尾根を登ってくる敵の横移動を制約する」という竪堀本来の機能を果たしたとは考えにくいです。
右側が現在の登城道ですが、こちらに兵を控えさせ、左の竪堀(登城道)を登ってくる敵を攻撃できたはずです。
45度近い急傾斜です。これはなかなか登れません。
10m近い高さの立派なもの。
主郭の切岸の上に石垣も見えています。
同じ登城道(右)を下っていきます。左に見えている竪堀を、いかにもここから攻撃しやすい作りになっています。
右手奥の尾根に長大な竪堀(登城道)があります。左にも尾根がある谷戸部であり、おそらく屋敷地だったのでしょう(近世以降に耕作地として削平された可能性もあります)。
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