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房総半島里見氏と重臣正木氏にかかわる主な城館をとりあげ、その発展過程や特質を論じた物だそうです。
安房の城16、上総の城16がその内訳です。それぞれの城館に関して立地、構造、歴史の項目に分けて書かれてあります。この日本の城郭シリーズでは同じような分け方をしてあります。
地図と縄張図も掲載されてありますので、訪問しやすくなるものと思います。日本の城郭シリーズは地図も掲載してありますのでありがたいです。
戦国時代の城の築城と戦略を、西ヶ谷恭弘さんの解説と香川元太郎さんのイラストで解き明かすシリーズの上巻。小田原城、鉢形城、箕輪城など関東の23城の歴史や築城の時代背景、関連する人々などを、地図・発掘調査の成果・文献などを用いて解説。「城中にはトイレがなかった」とか、「城掟で定めた警備体制は、城兵が逃亡しないよう見張るためでもあった」など興味深い話も載っている。他に19城の縄張り図を掲載。1995年発行で内容的に古くなっている部分もあるだろうが、十分な読みごたえ、見ごたえがある。
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