城跡へと向かうと道端に専用駐車場（3～4台）があります。その少し先に日向畑遺構があり、そこから尾根まで登り上へと登って行くとやがて石積などの遺構が現れます。主郭北側の大堀切は必見です。

真田バス停から松尾古城案内板まで10分、そこから登城口である安智羅神社まで5分。朝夕は冬でも熊が出る(遭遇しました)ので注意が必要です。また登城道は落ち葉などで体感幅５０ｃｍしかなく、左側は５０メートル下の沢が丸見えで高所恐怖症の方は熊より怖いです。

日向畑遺跡のところの登城口から細い尾根をひたすら30～40分ぐらい登ると石積みに囲まれた主郭に辿り着きます。

色々フル装備で行かないと危ないと山城です、車は登り口近くの路肩に停められます

猛暑の中、体力と時間の都合で遠見番所はあきらめて本郭から引き返しましたが、それでも2時間以上かかって消耗、尾根筋を通る風にたびたび救われました。
下山の際に秋葉神社で道を間違え、尾根の西側に下りてしまい、日向畑遺跡側の駐車場まで15分ほど余計に歩きました。ここは間違えやすいので要注意です。

細尾根に石積が良く残ります。主郭は石積が全周しており、見応え十分です。

岩肌の尾根を我慢強く登っていくと、石積が次々と現れます。素晴らしい山城！熊の出ないこの時期が訪れるチャンス。