万徳院跡歴史公園(史跡吉川氏城館跡)は吉川元春の嫡男にして、毛利元就の孫にあたる吉川元長が、自らの死後の菩提寺とするために建立した寺院「万徳院」の跡地です。
1991年から行われた発掘調査により、建物跡の礎石をはじめ数多くの遺構が見つかり、歴史公園として整備されました。出土品は「戦国の庭歴史館」に展示されています。
中世の庭園が復元されたほか、風呂屋が復元されており、毎月第3日曜日には、じっさいに釜を焚く実演が行われ、蒸気浴を体験することができます。
(蒸し風呂体験については、北広島町教育会までお問い合わせください)
また、毎年4月の第4日曜日には、春祭り「万徳院春を食べる会」がおこなわれます。
史跡吉川氏城館跡(しせききっかわしじょうかんあと)万徳院跡(まんとくいんあと)
( The Historic Site KIKKAWASHI JOUKAN' ATO MANTOKUIN' ATO )
万徳院跡は1575(天正3)年ごろに吉川元長(もとなが)(毛利元就の孫)が発願(ほつがん)して建立した寺院の跡です。
境内地(けいだいち)には本堂や庫裏(くり)などの礎石建物跡(そせきたてものあと)や庭園があります。周辺には万徳院と関係がある礎石建物跡や墓があります。
このうち境内地と参道周辺を発掘調査し、整備しています。千代田町教育委員会
- 指定年月日
- 昭和61年8月28日
平成9年9月2日追加指定- 指定面積
- 110,207m2
万徳院跡歴史公園(史跡吉川氏城館跡)の観光情報
住所 | 山県郡北広島町舞綱 |
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開館時間 | ガイダンス施設 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | ガイダンス施設
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観覧料(常設展示) | 無料 |
URL | http://www.kitahiro.jp/shiseki/mantokuin.html |