垣花城跡に建てられている案内板の内容を紹介します。
垣花城跡
この城跡は、一の郭と二の郭からなり、垂直に近い野面積みの城壁を有している。城内の最も高い所に立つと、太平洋を眼下に、南の低地に百名、仲村渠の各集落、北に垣花を眺望することが出来る。城の歴史については、記録や伝承がなく不明である。二つの郭には、それぞれ小面積の平場が確認さて、現在では、アワダン、クロヨナ、ツゲモドキ等の熱帯樹が繁茂している。一の郭の奥には御獄があり『琉球国由来記』によると神名は「アフィハナテルツカサノ御イベ」と記されている。
この城跡の周辺には、東には志喜屋グスク、南にミントングスク、西に玉城城跡が点在する。昭和60年3月25日
玉城村教育委員会
沖縄県教育委員会