高山右近による縄張りとされる高岡城は、1615年(元和元年)の一国一城令により廃城となりました(廃城時期については1638年(寛永15年)とする異説もあります)。
城址は1875年(明治8年)に「高岡公園」として指定され、のちに「高岡古城公園」に改称されました。
公園面積の約1/3を占める水濠は、ほぼ廃城時のまま残っており、全国的にも珍しい水濠公園として知られています。
平日や休日を問わず、散歩などに訪れる人も多く、高岡市民の憩いの場にもなっています。
また園内にはソメイヨシノを中心に、コシノヒガンザクラ、エドヒガンザクラ、ヤマザクラなど18種約1800本の桜が植えられており、「日本さくら名所100選」にも選定されています。
また、春から秋にかけて「利長号」「利常号」という遊覧船が運航されています。