右手奥へ登っていきます。登城口には引き出しがあり、縄張り図などを入手して登城できます。木段の道で道標があり、10分程で幟の立つⅡ郭に着きます。
右手奥へ登っていきます。登城口には引き出しがあり、縄張り図などを入手して登城できます。木段の道で道標があり、10分程で幟の立つⅡ郭に着きます。
逆三角形のⅡ郭、北側なら土塁と堀切があります。
Ⅱ郭北の堀切の掘底を西進んだ所の帯曲輪状の曲輪。
パンフレットや表示で堀切Cとされているもの。 浅いですが左側の南西尾根曲輪群とⅡ郭を遮断しています。
この巨石群の真上に巨石が並ぶ尾根道があるので、そこから落ちてきたものだと思われます。
Ⅱ郭東側の窪んだ地形の南側にある石積み跡。貯水する設備の土留のイメージでした。
主郭南東のスロープ状虎口横に石積みがあります。
Ⅲ郭は主郭の南下の郭で、右手に見えるのは主郭の切岸です。礎石跡が示されていますが、門のようなものがあったのでしょうか。 Ⅳ郭からⅢ郭、Ⅲ郭から主郭へはスロープ虎口で入っていくイメージです。
特に南北は開けていてよく見渡せ、国境のお城だと感じます。
Ⅵ郭東側に櫓台跡があります。その先に東方面からの登城道があるので監視するためのものなのでしょうね。
Ⅵ郭東方面は縄張り図で竪堀とされているもの以外にも、たくさんの竪堀状のものが見られますが、自然地形か区別がつきにくいです。
写真ではわかりにくいですが、勾配は低いですが主郭から掘底までかなり高低差のある堀切です。
Ⅲ郭から見学することができます。
細道で片側が竪堀や崖になっています。
一騎駆けからはなかなかステキな竪堀が落ちています。Ⅴ郭上にまで落ちていくダイナミックなものです。
登城口に置いてある縄張り図には曲輪の番号はありませんが、主郭から派生した南西尾根上にある広い曲輪で見晴らしも良いです。ここから南方面へは南の曲輪Ⅱへ向けて段郭が続き、西へは登城道が伸びています。
西側からの登城道は巨石群が妨害して進みにくい道となっています。
礎石跡もあるⅣ郭、隅に石積みが残ります。
主郭南下の帯曲輪のⅢ郭辺りが防御の要な感じです。
城趾はざっくり主郭を中心に南東尾根と南西尾根に曲輪を展開しています。Ⅴ郭は両尾根に挟まれた谷間郭です。
登城口に置いてある縄張り図には番号がない曲輪ですが、広くよく削平されています。主郭南東曲輪群の先端の郭で、南東方面がよく望めます。
主郭の南東尾根曲輪群中程の堀切。浅いですが、Ⅳ郭側から掘底までは深くなっていて、中心部にアクセスするのを困難にしている感じです。
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