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桂書房の「中世城郭図面集」シリーズの越前国編。全3巻。第2巻は、越前国の城郭のうち、福井市、越前町、鯖江市の城郭の縄張り図を紹介した一冊です。著者は前巻に続き、佐伯哲也氏が監修。
本巻の目玉は、やはり表紙にもなっている一乗谷城朝倉氏遺跡とその関連城跡遺構で、一部見開きページで縄張り図が掲載されていて、詳しく紹介されています。支城の小見放城も紹介されており、かなり本格的な一乗谷関連の参考書となっています。
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書いてあることの半分も理解できていないけど、狩野山楽について丁寧に紹介されている。「京狩野すごい」や「山楽は天才」というありきたりなスタンスではなく、むしろ「ほかの狩野派の面々が永徳の才能にひれ伏して早々に別のスタイルを模索したのに対して、山楽は最後まで永徳に追いつかんともがいた人」としてちょっと不器用な人扱いになっている。だけど、だからこそ寛永期の二条城改修において曲がりなりにも永徳様式で障壁画を描けたのは山楽だけだという評価にもつながっていておもしろい(「松鷹図」のことです)。
図版も多数収録されており、図版と評論で二度楽しめます。海北友松のパートは勉強不足でまだちゃんと読めてないです。
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