団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。
桂書房の中世城郭図面集シリーズの飛騨編です。岐阜県の中で飛騨国の城を著者作成の縄張り図付きでくまなく紹介した一冊です。著者は越中編から続いて佐伯哲也氏。
攻城団では2023年2月時点で飛騨国の登録城数は33基しかありませんが、本誌はそれを3倍ほど凌駕する94基の城郭が紹介されており、飛騨の城を詳しく知るなら間違いなくこの一冊を推薦します。
目玉の城としては広瀬城、飛騨松倉城、高山城でいずれも10ページ以上に渡って詳細に解説されています。
A4サイズの大判本で場所を取るのと、定価5000円とちょっと手が届かない価格ですが、飛騨国の城郭資料としては一番詳細に書かれている書籍かなと思います。
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