多摩川の水運を利用した、船乗りたちの航行の安全を見守って頂くには良い場所です。
ここまで上がるだけでも息が切れました。本来の登城口は別で、車が通れるように改変されています。
多摩川の水運を利用した、船乗りたちの航行の安全を見守って頂くには良い場所です。
多摩川越しに拝島方面を望む。拝島の大日堂に本陣を張った信玄公の動きも手に取るようにわかったでしょうね。
城址碑裏手から撮影。
画像中央右側が角馬出しの土塁。左手が堀に囲まれ迂回する細い土橋。
堀の深さと曲輪までの高い切岸を見れば、北条の城であることは一目瞭然です。
深い堀と高い切岸が、二の丸の南側を守っています。
本来の搦め手口は、金刀比羅宮の拝殿南側の虎口を抜け、撮影地点と本丸の間の深い堀底道を北へと抜けていたと思われます。
本丸と中の丸を繋ぐ曳き橋ですが、現在は架け橋で復元されています。
本丸は北側が一段高くなっており、その南端にある霞神社の拝殿脇から撮影しました。
サツキとツツジが咲き競っていました。
小山田信茂が陥落させた三ノ丸。武田軍は、三ノ丸から千畳敷・二の丸へと続く、この堀に挟まれた細い小径を抜くことはできなかったそうです。
ここも二の丸西馬出し同様、堀に囲まれた細い土橋を渡らないと、馬出しへはたどり着けません。
馬出しがあることで、守備と攻撃がしやすい造りになっています。
大堀切下から中の丸への曳き橋を撮影しました。
小さいながらも枡形を形成しています。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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