[山梨県][甲斐] 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖
城跡もなかなかのものですが、それ以上に麓にある溶岩で築いた石塁が印象的な城跡です。しかしそこは富士の樹海、深入りして迷わないようにご注意ください。
本郭にたどり着くまでに堀切を5本入れて防御力を上げている印象でした。 本郭の背後(狼煙台)は堡塁で背後の守りも万全にしてありました
鬱蒼とした樹海には溶岩石の石積みが続いていて何やら不思議。山側には岩盤堀切やのろし台もあってまさに山城といった趣。
樹海の中の石塁を見て攻城。城内にも溶岩積みが散見。最大の見所はのろし台後方の堀切。ロープでどうにか堀底に下りたがそれ以上進めず撤退を決意するほど高く急峻です。
麓から良い道が付いているので、少し急だが歩きやすい。主郭裏手の狼煙台がよい。
旧上九一色中校門前から。山上は山上で溶岩石の石積みや狼煙台裏の足すくむ堀切等の遺構が、麓は麓で苔むす石塁が富士の樹海の中に延々と。凄いです。エリアが広いので時間は多めに。
本栖湖駐車場から徒歩で攻城。城址は国道139の歩道がない側にあり、横断歩道や信号もないので道路を渡る際には車に気をつけましょう。
本栖湖駐車場より徒歩で本栖体育館(旧上九一色中学校)へ。国道より中学校へ入る道の国道を挟んだ対面に石塁見学路入口があります。登城口は中学校校門横の旧中道往還を進むと登城口へ出ます。
ここでしか見れないと思われる、溶岩石での石垣。樹海の中にある事も含め神秘的でした。
河口湖駅からバスに乗車、石塁入口バス停にて下車。国道139号沿いの登山道から尾根に進み、堀切、竪堀、石垣を見学してると主郭に到達。そのまま尾根伝いに東側の狼煙台とその下の堀切は上から鑑賞。麓に戻り、中道往還にて信玄築石と呼ばれる石塁は興味深いものがあります。
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真田丸について真田氏の城づくり、戦国の城づくりから考察した本です。 資料から真田丸は、大阪城の惣構えから張りだした丸馬出し形ではなく、惣構えの外、深い谷を隔てた孤立無援の出城だったと結論付けています。 終章は「真田丸を歩く」というガイドブックになっていて、付近を歩いて楽しかったですよ。
( やすべいさん)
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