元々、柳ヶ瀬関所の関守であった柳ヶ瀬家の長屋門で、明治11年、明治天皇の北陸東海御巡幸にあたって、鈴木家を行在所とするために移築したと伝わっているそうです。
柳ヶ瀬集落にあります。
JR余呉駅から攻城口までレンタサイクルで約30分、ここから城址まで約1,700メートルの約35分です。古くからの交易路で九十九折りですが、傾斜は緩いです。但し、倉坂峠(久々坂峠)に近付くにつれ、野生の猿が縄張りを示すために糞が連続的に置かれていますので、要注意です。城址までの道は、余呉城攻会の皆様により、綺麗に整備されており、感謝感激です。
大手虎口から南西方向約30メートルの位置にあります。
この空堀は、奥で行き止まりになっています。
虎口を経て、郭1に到達しますが、集中砲火を受けること間違いなしの縄張りです。
郭1の東側土塁です。左手が郭内、右手が北国街道側です。
山城でこのように深い空堀を見るとテンションが上がります。
コの字型の土塁で囲まれています。
虎口郭の東虎口です。
コの字型の高い土塁で、防御力も高いです。
馬出郭から続く土橋上から撮影しました。
主郭は土塁で囲まれており、正面の切り込みは、張出郭への虎口です。
主郭の北東角に櫓台があり、礎石も見えています。高田徹先生によりますと、2,3階程度の建物があったと考えられるそうです。
主郭北側の虎口は、喰い違っております。
馬出郭(北側)の土塁上から撮影し、手前から空堀、土塁、郭2です。
城址で最も広い郭で、兵の駐屯地や物資の集積地であったと考えられています。
郭2の土塁の高さがお分かり頂けるかと。
北側から撮影しました。
主郭から張出郭への土橋です。
北国街道に一番近い郭で、見張台があったと考えられています。
ここから城址まで少し勾配があり、気合が必要です。左を進むと駐車場経由の敦賀市内に、右側を登ると城址です。
元々、旧北陸本線の鉄道トンネルでしたが、現在では、道路として活用されています。なお、単線トンネルのため、交互信号が取り付けられており、歩行者、自転車の通行は不可です。滋賀県側から撮影しました。
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