石造九重層塔

昭和初期まで九層でしたが、現在は最上層と相輪を失い、高さ280cmの八重層塔となっています。造立銘は永仁2年(1294)とあり、74字の金石文を礎石に刻する北河内最古の層塔だそうです。大東市指定文化財。

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1.福聚山慈眼寺 (野崎観音)

野崎城の麓にあり、野崎観音と親しまれる十一面観世音菩薩をご本尊とする曹洞宗の禅寺。行基菩薩によって約1300年前の天平勝宝年間に開山され、古くから北河内をはじめとする大阪の人々の信仰を集めてきたそうです。
2.登城口

野崎観音の本堂の左側にある登城口で、奥に案内板と石段があります。
3.慈母観音像

野崎観音本堂の裏山にある観音像で、近くに石造九重層塔があります。
4.石造九重層塔

昭和初期まで九層でしたが、現在は最上層と相輪を失い、高さ280cmの八重層塔となっています。造立銘は永仁2年(1294)とあり、74字の金石文を礎石に刻する北河内最古の層塔だそうです。大東市指定文化財。
5.主郭

野崎観音の裏山に築かれており、標高114.4mの山頂に削平地を構築しています。飯盛山の東の支脈の突き出した場所で、平地が狭かったことから、交通の便、天然の要害で古くから戦略上の要点とされてきたそうです。
6.主郭からの眺望

主郭より大阪平野を望む。