駐車場のところに案内板や縄張り図ノ掲示があり、パンフレット、杖が置いてあります。トイレもあります。 出曲輪まで5分ほどです。
登城口から最初に着く出曲輪(的場)です。茶畑となっています。馬出し状に三の曲輪にくっついていたような感じです。
三の曲輪の北側、横堀が背景になるフォーメーションです。
三の曲輪は勝間田城で一番広い曲輪です。火災があったと思われる掘立建物跡、馬洗い場、井戸が確認されています。 二の曲輪の土塁が見えています。
このお城は東側は念入りに堀切を設けて警戒しているようです。南側の自然の谷を見下ろすと、かなり高くて怖いので、三の曲輪北側の横堀からアクセスするのがよいです。
ニの曲輪には複数棟の建物があり、礎石を利用した丈夫な建物もありました。平面復元展示がなされています。
ニの曲輪や三の曲輪エリアと本曲輪エリアを分断する堀切です。 この堀切で一城別郭になっていると書いてある書籍がありましたが、ニの曲輪・三の曲輪の平常時の居館機能のエリアを増設した感じがしました。
北と南に重厚な土塁がある本曲輪。四方に曲輪と堀切が配されています。
二段からなる北尾根曲輪。本曲輪に近い方(手前)からは建物跡も見つかっています。
振り返るとポコポコの畝が可愛らしいフォルムですが、東尾根曲輪には建物があったそうで、堀切を突破しているうちに狙撃されそう。
五重堀切の先の東尾根、登城口の案内図には物見台と書かれてあります。
東尾根はノコギリの歯のように堀切が5連続していて見どころです。冬季で整備されていましたが、両側が崖地形なので注意してください。整備されているとはいえ、有刺植物が多く、手をつくと指が刺さりやすいので、手袋など対策された方が良いと思います。
二の曲輪、三の曲輪が見下ろせ、空港や富士山も見えます。 ここでは柵に囲まれた物見台が発見されています。
ダイナミックな堀切です。遊歩道を道なりに進んで見学することができます。
堀切があり、更に土塁で高くなっているのがわかります。
西側に重厚な土塁がある鈍角二等辺三角形な曲輪です。
パンフレットに載っている堀切へは、細いところもありますが道が全て付けられています。本曲輪北側の土塁背後の堀切です。
はっきりした竪堀です。本曲輪周辺は念入りに防御されている感じを受けます。
三の曲輪北側は横堀状、武者溜まりのようになっています。 文明年間に落城した後、改修があったとすればこの辺りが他の遺構と異質かな、と感じました。
大きな水溜まり状の地形ですが、その日は水が溜まっていませんでした。木簡などが発掘されているそうです。
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