正面のワインセンター(紫色の屋根)を右に行くと館跡、左に行くと東郭があります。
きれいに復元されており、当時の状態がよく解ります。
説明板によると、寛正年間(1460~1465年)に築かれた水路だそうです。館周辺の飲料用水として使われていたそうで、外郭北側は4mに拡大されて堀としての機能も果たしていたそうです。
外郭東郭の横にあります。
写真左側の石垣部分に木橋があったようですが、現在は架けられておりません。
堀の向こう側はワインセンターで、16世紀前半にはもう一本堀があったみたいです。
勝沼氏館の東側に鎮座している神社で、ここも勝沼氏館の史跡指定範囲になっています。かなりわかりづらい場所にあり、探すのを苦労したので位置情報を載せておきます。 説明板によると館の鬼門除け鎮守とする伝承が残っているそうです。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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