開山昊天和尚と小堀遠州の合作。佐和山の峰を借景とし、築山は浄土の世界を、左の岩島は亀島、右の植木を鶴を表しているそうです。亀島の左には直下型の枯れ滝・龍門瀑があります。
立派な山門です。山門周辺には、8月にもかかわらず、紫陽花や沙羅・ムクゲの花が咲いていました。
山城の本丸跡にしては広大。午前中に登れば北は長浜市や小谷城址、西南には八幡山や、遠く沖島が遠望できます。
彦根城址と城下町が見渡せる本丸跡。井伊家が本丸を7間も低く切り崩したのも頷ける展望です。
天守台の石垣と伝えられています。根石と積み石の2つだけですが、天守台だとしたら相当の高さがあったと容易に想像できます。本丸の標高と比較してこの石垣近辺は数m低くなっており、井伊家による7間の破城は、この辺りだったのかもしれませんね。
この画像の奥に西の丸中段と下段が繋がり、左手には竪堀がありました。
龍潭寺の書院の東側にある蓬莱池泉庭。落ち着くなぁ……。
龍潭寺ハイキングコース入り口からすぐのところにあります。
龍潭寺奥、墓地を抜けて滑りやすい坂を15分ほど登ると到着。上段・中段・下段に分かれており下段は煙硝蔵があったようです(煙硝蔵は上段で、下段には塩櫓だったとする説もあるようです)。
画像中央の山が八幡山。とにかく絶景!もう少し早い時間だと、対岸の高島もはっきり見えるそうです。
小規模ながらも枡形を形成しています。
城址碑から伊吹山方向をパシャり。霞んでいてあまりよく見えませんでしたが……。
達磨寺としても親しまれる龍潭寺。近江随一の禅刹、心穏やかになれる場所です。
観音菩薩の浄土を模しているそうです。白砂は大海、砂紋は小々波、背後の2種の垣根は水平線と雲、中央の島が補陀洛山で、中天の立石が立ち姿の観音さま。島の右手には、補陀洛山へ渡るための渡し舟もあります。
開山昊天和尚と小堀遠州の合作。佐和山の峰を借景とし、築山は浄土の世界を、左の岩島は亀島、右の植木を鶴を表しているそうです。亀島の左には直下型の枯れ滝・龍門瀑があります。
直政が佐和山に転封になった際に井伊谷から移築開山した臨済宗妙心寺派の名刹。登城後に拝観しましたが、方丈・書院・枯山水庭園・池泉式庭園は必見です。
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