見学者用駐車場あり。道路の向かい側に案内板と小さな城址（砦）碑。そこから民家の庭先を奥まで進むと登城口になる。要所要所に案内表示があるので迷わない。5分ほど山道を進むと竪堀跡が見え、その先に本郭がある。祠のわきに説明版、土塁も残っている。

狭い急坂を上った突き当りのＴ字路正面に城址表示板、右手奥に広がる畑と竹林が本郭となっている。

本郭跡のある鉄塔へは維持管理のための舗装道路を５０ｍほど登っていく。散歩中の地元の方にお聞きするとそんなところに城址があるなんて祖父母からも聞いたことがないそうだ。そこより「城山公園」に行くほうが見晴らしがよいと強く勧められた。

軽自動車がぎりぎり通れる水道橋を渡り坂道を上がると関越道上に架かる橋がある。それを渡り左折、しばらく下っていくと高架橋下に出て左手奥に登城口が見える。城址はよく整備され見ごたえがある。ただ梅雨時の攻城だったせいか、１０匹以上のヤマビルに靴や首元を襲われ大急ぎで戻る羽目になるのでご注意ください。

城址碑は貞福寺北側の裏道にある切通を抜けた先にある。もとは主郭を利用したゲートボール場だったらしいが、現在は荒れ果てている。入ってすぐ脇の左手土塁の部分に碑が立っている。