100名城・続100名城登城達成！現在100名城を再訪しながら近くのその他の城も攻め落としていっています。出陣先の温泉で戦傷を癒し、戦勝祝いの酒も欠かしません。下総に居城がありながらも熊本城(復興)城主となり、自身の居城は備中松山城城主さんじゅーろーの自称家臣みー（ねこ）が留守中の城を守る。
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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