サイトとしての攻城団は2014年4月6日と「城の日」にあわせてオープンしているのですが、会社としての攻城団、すなわち攻城団合同会社の設立は2016年10月17日のため、毎年年末は決算作業に(コースケさんが)追われることになります。ぼくは「がんばってー」と応援するだけなのですが。
無事に今年も乗り切ることができたのですが、その支えになっているのはサポーターのみなさんからの支援です。
攻城団の収益構造は意外と多岐にわたっており、ざっくり整理するとオンラインショップでのグッズ販売、広告収入、自治体等からの制作物依頼(昨期は御城印帳も何冊かつくりました)、そしてサポーター制度による直接支援です。
広告にせよ、依頼案件にせよ、どうしても波がありますので、比較的安定しているサポーター支援は重要な存在なのです。
サイトの運営にはどうしてもお金がかかります。
みなさんもスマホの容量がいっぱいになり、写真や動画を消す必要に迫られた経験があるかと思いますが、それは写真を受け取り公開する攻城団のようなサイトでも同様です。容量の制約があり、またアクセスが増えればサイトの負荷が高まり表示が遅くなるため、状況に応じて適切に性能アップをしなければなりません。
もちろん人件費も必要です。
ぼくらにも生活があり、今月の家賃を振り込まないといけないので、なにもしてなくても一定額のお金は毎月必要になります。
ともあれ会社も5期目に入り、どうにかこうにかつぶれることなく存続しています。
サイトの永続化を目指して法人化したわけなので、会社としての攻城団の目標は「死なない(倒産しない)こと」に尽きます。ぼくらがベンツに乗ることではないので目標は低いのですが、それでもやってみると大変なことだなと痛感する毎日です。
ぼくらにとってサポーターのみなさんからのご支援は単に1000円、2000円といった金額以上のものがあります。
もちろん上記の通り、サイトの運営のため、日々の生活のためにお金は必要です。だから支援いただく金額はそのまま経営の安定化に大きな影響を与えます。
だけどそれだけじゃないのです。○○さんがはじめて支援してくれた、前回に続いてまた支援してくれた、毎月サポートでの支援を申し出てくれた――、サポーターが増え、支援の通知が届くたびに、ぼくらのモチベーションは上がり、精神的な安定にもつながっています。
攻城団につぶれてほしくない、これからも使い続けたいと思ってくれている人がいる。
ただ思うだけじゃなく、身銭を切ってその意思表示をしてくれる人がいる。
言葉ではなく、行為・行動でこそ伝わる熱量があるとぼくは思っていて、まさにサポーターのみなさんからは熱いメッセージを受け取っています。
ほんとうにありがたいことです。
サイトの運営がしんどいならやめたらいいじゃないかという意見もあるでしょう。
じっさいぼくも誰かから、会社を辞めようかと思っている、恋人と別れようかと思っていると相談されたら、そんなアドバイスをするかもしれません。
でも自分で会社をはじめ、サイトを運営していると、はたしてそれは適切なアドバイスなのだろうかと考えることがあります。「やめるな」「もうちょっとだけがんばれ」が正解になるケースもあるのではないかと。
ほんとのところはよくわかりません。
ただ精神的にきついとき、サポーターの存在に支えられたことは何度もあります。
それは1000円の中に「がんばってくれ。頼ってくれたら手伝うよ」という気持ちが含まれているからだろうと思います。少なくともぼくらはそう感じてきました。
サポーターのページに毎年の数字を記載していますが、グラフにするとこうなります。
昨期は人数で1.3倍、金額で1.4倍に増えました。
2017年10月〜期の人数が多く見えるのはカレンダーの購入者をカウントしたためで、サイトのアクセスと同様に順調に伸びていることがわかると思います。
毎年、この数字を集計をするときはドキドキします。
個人的には決算よりも緊張する数字です。仮に黒字になっても、サポーターの人数や支援金額が前年を下回っていたらぼくはかなり落ち込むことでしょう。
攻城団はこの手の利用者投稿型サイトとしては、かなり丁寧に運営しています。
投稿された写真やコメントはすべてチェックしていますし、問い合わせのメールもすぐに対応しています。居心地の良さや安全性を重視して、急拡大は求めずにやってきました。この方針は今後も維持するつもりです。
新機能をつくったり、新規事業をはじめたり、サービスとしての攻城団はこれからもどんどん変化・進化していきます。
だけど攻城団のスタンス、攻城団の運営方針はブレることなく、いまのままでいきたいと考えています。
そこに賛同してくれる方はぜひサポーターとしてご支援いただけますようお願いいたします。毎月サポートがむずかしい場合は一度だけでもかまいません。
ひとりでも多くの団員の方がサポーターとなって、攻城団を支持していただけることを心から願っています。
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toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
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