登城路ですが、まあ虎口ですよね。それにしてもこの切り立った崖、これが特徴です。
堀切のこういう「V字」構図は、どこの城のどの堀切だかわからなくなるのでなるべく撮りたくないんですが、ここではやむを得ず。崖が怖くて思ったような構図で撮れなかったのです。
この写真のような明暗の感じは結構気に入っています。
崖を覗き込んだわけでもなんでもなく、普通にこういう絶壁がいたるところにあります。
正面の土塁の切れ目から土塁の背後の絶壁が見えるのです。
どアップです。迫力が伝わるでしょうか。
堀切の底から郭までの高低差。そして左に見えているむき出しの土の壁。なかなかの迫力です。
ここもこれ以上後ろに下がれず。堀切だということだけはわかりますが…。
堀切の底なのですが、両側が切り立った崖になっています。左からロープにつかまってよじ登りましたが、予想通り降りるほうがはるかに怖かった。右側は通行不可です。そして前も後ろもとてもじゃないけど登れません。ロープがあるから「登っていいよ」ということのはずですが…ちょっとしたサバイバル体験でした。
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江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。
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