都城歴史資料館は1989年(平成元年)10月20日に開館した資料館です。都之城の本丸跡に建てられた城郭風の建築物ですが、当時の都之城の天守を復元したものではなく、いわゆる模擬天守の扱いとなっています。
館内には古文書や刀剣などの美術品、発掘調査で見つかった出土品、民俗芸能関連の資料などが展示されています。
資料館前に設置されている案内板です。
市指定文化財都之城(みやこのじょう)址
都之城(みやこのじょう)は、都城島津氏(本郷氏)歴代の居城であった。永和(えいわ)元年(1375)二代義久(よしひさ)が築城し、元和元年(1615)の一国一城令まで、240年の間、本城(ほんじょう)となっていたところであり、本市地名発祥のもととなった由緒あるところである。
城の主郭部(本丸)については、昭和63年から平成2年にかけて発掘調査を実施し、当時の様子が明らかとなった。その中心となる建物(館)は、北側(現歴史資料館)に位置していたと思われ、比較的大きな遺構が見つかっている。
右の図は、当時の都之城の縄張(城の構成)を示したものである。平成3年3月 都城市教育委員会
都城歴史資料館の観光情報
住所 | 都城市都島町803番地(城山公園内) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
休館日 |
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観覧料(常設展示) |
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URL | http://cms.city.miyakonojo.miyazaki.jp/display.php?cont=120906142125 |