城山の東にあり、自販機、トイレはこちらにあります。トイレは11月30日から3月は閉鎖されるようです。四天王神社の登城口まで徒歩10分程。
この石碑の前を写真左への突き当りが登城口です。
写真左の大きいゲートからが歩き易いです。右の小さいゲートには白いプレートに鍋山城登城口の表示がありますが、道が荒れて歩きづらく結局左からの道に合流します。
本丸方面から尾根を歩いて来ると土塁を経て堀切に着きます。堀切からは道が無く直登となります。
三段で構成された出丸の最上部の櫓台跡らしき所に石柱があります。ほぼ未整備状態です。
岐阜県のHPを見ると、この出丸には遺構は無いと紹介されていますが、私には石積と堀切がある様に見えます。
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「日本史の知識をアップデートするための勉強会」にて榎本先生から紹介もあり、読んでみることにしました。幕末から明治初期に渡り、加賀藩の御算用者であった猪山信之、直之、成之3代に渡り残された家計簿その他の書簡・日記から、その当時の武士の経済状態や考えが良く解る内容となっています。猪山家が困窮する家計を如何に立て直したか、また幕末から明治にかけて時代が変わる中で猪山成之がどのように考え行動していったかが、そして当時の士族が時代の流れの中でどのようになっていったのかの一端を垣間見ることが出来ました。この本が原作となった2010年公開の映画「武士の家計簿」の中で、原作では娘の髪結に際にお金がなく絵に描いた鯛を用いたエピソードが、長男の着袴の際のエピソードとして描かれておりましたが、映画の方も楽しく鑑賞させて頂きました。
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