吉田は鎌倉時代より佐々木秀義の子の吉田巌秀が地頭となって、村名が生まれたと伝えられます。また室町中期の足利時代、吉田は朝廷と関係のあった、吉田弾正という人が居城していたといわれ、そのためか吉田は朝廷の米の預かり所になっていたと伝わります。約500年前、時の将軍足利義尚が近江国守護佐々木六角と戦ったとき、吉田城主の源四郎は、足利に味方して一番勇ましく戦った愛知武士でした。江戸の井伊藩時代にはいると、井伊家臣の辻与兵衛になり、辻家の先祖は吉田氏と思われます。今の岡村酒造の酒蔵が並ぶ一角が「城屋敷」といわれ、城跡碑が建てられています。(豊郷町HPより)
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