団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。
岐阜県の山城ベスト50城と番外編として平城17城が掲載されています。この山城ベスト50シリーズはどの本もアクセス、縄張図、歴史などの解説があり山城巡りには重宝します。出来れば各都道府県の本を発売して欲しい所です。
城郭DB構築プロジェクトの参考書として攻城団未登録城が多い飛騨・奥美濃地方の資料が欲しいなと思い、直近で購入した同シリーズの「北陸の名城を歩く」が良かったので、岐阜県編を取り寄せてみました。
西濃・本巣郡、中濃・岐阜、東濃・加茂、飛騨の4地域に分けて60基の城が紹介されていて、お目当てだった飛騨国の城もしっかり詳細に紹介されていました。数の18基あって結構豊富な数でした。資料が乏しくて手に入りにくい飛騨国の城の参考書としては一番しっかりしているので飛騨国の城めぐりをする際は参考書としてマストで購入するをオススメします。
岐阜城についても模擬天守だけでなく山麓部の遺構が全て紹介されていて、分かりやすかったです。ロープウェイでしか登ったことがないので今度登山しつつこの本片手に見学したいなと思いました。
吉川弘文館のシリーズで岐阜の60城を記載しています。飛騨の戦国史や、東濃の武田と織田の抗争、西濃の関ヶ原合戦城郭など読み応えがあります。ほとんどの城に縄張り図がついてるのも魅力的。有名どころを一通り回った方にとってはかなり満足できるシリーズです。
遠藤周作先生、戦国三部作のうちのひとつで、若き時代の織田信長からはじまる歴史小説です。
肉親が殺し合う戦国時代、うつけ者と謗られながら、弟の信行を溺愛する母の愛を十分に受けられず、孤独で自分以外の誰も信じられなくなり、自分に逆らうものは徹底的に排除する魔王と呼ばれる過程が、わかりやすく描かれております。
反面、唯一人心を許した年上の恋人、吉乃との交情、母への気配り、妹お市の方への対応と、女性には優しい一面も描かれており、人間の多面性を考えさせられました。
この本は夕雲の城の外伝の漫画で、夕雲の城本編の少し前の戦いを舞台にしています。
前回は局面に立たされた武将たちの苦悩を描いたように感じましたが、今回はその裏側に隠された農民や落城側の悲劇と言った構成です。
本編と同様非常にオススメです。
織田信長による美濃攻めの過程で発生する猿啄城攻めをテーマとした漫画。堂洞合戦を題材とした「夕雲の城」のスピンオフ作品です。こちらも巻末の資料が豊富でオススメ。坂祝町の中央公民館などで購入できます。
美濃・飛騨の山城を巡る人には必須のアイテム。お目当ての城を巡るときにはお守り代わりに必ずリュックに入れていきます。
自分はハードカバーに入れて持ち歩いていますが、現地で雨に遭ったりして、いつしかボロボロに・・・
でも、使い倒してナンボの一冊だと思います。オススメ!
書籍を検索してレビューしましょう。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する