「団長公記」のバックナンバー

団長公記とは

「団長公記」は攻城団のこうの団長が不定期に更新するコラムです。攻城団のオープン当初はタイムラインもなく、また攻城記録や写真の投稿もそれほど多くなかったので、毎日サイトにアクセスしてくださる方のために一箇所だけでも更新されてる場所をつくろうと思ってはじめました。
当初は毎日更新していましたが、だんだん団員も増えて平日週末に関わらず投稿数も安定してきたので現在は不定期更新になっています。
基本的には攻城団の運営にかかわる内容を書こうとしていますが脱線も多く、団長の日常や個人的な主義主張などが書かれることもあります。いまの時代、運営者がこんなふうに日記やコラムを公開することは珍しいですが、この不器用でアナログな運営スタイルが攻城団らしさだとも思うので、ぜひ読んでほしいです。感想もお待ちしています。

ぼんてん・まる
今日まで1176回、「団長公記」を更新してきました。

2024年07月22日(月)

さすがに暑すぎるのでエアコンをつけて寝るようにしました。
ほんとかどうかわからないけどネットの記事によれば、脳を冷やすために24度くらいに設定しないといけないらしいです。さすがにそれだと寒いし、ぼくはお腹も弱いので(記事では冬用布団を推奨されてた)28度とか29度で寝ています。
ただ「脳を冷やす」という表現はパソコンみたいでなんか説得力あるなあと思っていて、一度試してみたいですね。

夏に開催するのはどうなんだという議論がここ数年ずっとありますが、この時期全国では夏の甲子園の予選がおこなわれています。
兵庫県予選の一部は明石城跡にある明石球場(明石トーカロ球場)で試合があるので、このときはふだんは入れないスタンドに入れます。
ぼくは以前、それを狙って縁もゆかりもない高校の応援をしたことがありますが、貴重な機会なのでお近くの方はぜひ。位置はライトスタンド一択です。望遠レンズを持っててもたぶん怪しまれないと思います(笑

7月20日放送のテレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか!!」で「日本」の読みが「ニッポン」から「ニホン」になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で話し〉たためと解説されていて、それを国語辞典編纂者の飯間浩明さんがXでデマだと否定されていました。
この「江戸っ子早口説」は、2019年にNHK「チコちゃんに叱られる!」ではじめて紹介されたらしいのですが、室町時代の発音はnipponおよびnifonで、江戸時代にかけてfの発音がhに移行したため(京でも江戸でも)nihonになったとか。
飯間さんは「諸説あり」と断ったとしても明らかな俗説をテレビで紹介するべきではないとおっしゃっていて、まったく同感です。前に団長公記にも書いた気がするけれど「諸説あり」を免罪符にするのは卑怯だし不誠実だと思います。

先日、京都文化博物館で開催されている「日本の巨大ロボット群像展」に行ってきました。ガンダムとか鉄人28号とか日本のロボットアニメの展示がいろいろあっておもしろかったのですが、常設展の一角で「恭仁京(くにきょう)」の展示がありました。
かつて京都には平安京、長岡京のほかに恭仁京という都が一瞬だけあったそうで、それすら知らなかったので驚きました。しかも教科書で習った墾田永年私財法はこの恭仁京で発布されたとか。全国に国分寺を作るように命じたのもこの時期だそうです。
わずか4年ほどのことですし、場所もいまの木津川市なので京都市民からするとちょっと離れているのですが(むしろ当時の中心地だった奈良からは近い)また京都の歴史をひとつ知ることができました。この展示は7月28日(日)までです。
天平の都 恭仁宮 く に きゅう最新の発掘調査成果から - 京都府京都文化博物館

今日はいつも以上にいろいろ雑多なことを書き散らかしました。それではみなさん今週も熱中症には気をつけて過ごしましょう。

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今日のレビュー

全国 御城印 大図鑑

御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。

片桐且元さん)

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