麓からのハイキングコースの途中にあります。
解説板が設置されています
山城らしくハイキングコースもほぼ直登です。
不明瞭ですが、郭っぽい城塁が確認できます。難台山山頂(詰の城?)へは、さらに直登することになります。
詰の城だったかと思われます。比高だけでなく、尾根道もかなりの要害っぷりです。
要害っぷりが良く判ります。
城址入口に設置されている解説板
城址入口に土橋と解説板があります。城址となる郭はさらに結構、直登したとことにあります。
城址とされる場所にも解説板が設置されていた様ですが、解説板のみ地面に置かれています。(記載されている内容は異なります)
枯れ木が邪魔していますが、かなり遠くまで眺望が開けています。
尾根道(一般のハイキングコース)には、大岩があちこちにあり、かなり守り易い天然の要害です。
麓の駒場地区に駐車場が無いため、滝入不動尊に駐車しました。
標高553mあります。トレッキングシューズ、登山用ストックの利用がオススメです。
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
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