団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。
この本は千葉県ではなく、群馬県で手に入れたものです。里見郷累代は列伝形式で記されています。その後の里見氏として南総里見氏などに触れ、群馬県榛名町の里見氏関連跡が紹介されていて、地方出版ものの見本のような本でうれしくなりました。
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武田信玄が村上義清の戸石城を攻めて大敗した「戸石崩れ」の敗走の様を小者の視点から描く。半助は62歳、雨宮佐兵衛の小者である。小者は主人の世話をするために従軍し、戦場では戦いには加わらず主人の活躍と無事を願い、味方の救護に当たる。だが敗け戦となれば小者とて知恵、機転、勘、持てる物すべてを使って死地を脱出しなければならない。前半は戦の支度から戸石への行軍と攻城戦の様子を描き、後半戸石城から長窪城までの敗走が始まると目が離せない緊迫した場面が続く。戦の支度の様子から目を背けたくなるような凄惨な場面まで、描写がとても具体的でリアルな戦国の戦いが感じられる。
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