団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。
吉川弘文館の「名城を歩く」シリーズの北陸編第二弾です。
呉西地方、呉東地方に分けて富山県の59基の城が紹介されています。富山城、増山城、高岡城はもちろん、砺波市が公式配布している「とやま城郭カード」の収録城はほぼ全て紹介されています。全ての城に縄張り図が掲載されていて、「とやま城郭カード」集めにお城巡ってみようと思う方は、かなり有力な参考書になると思うのでオススメします。これ以外にも私も今まで知らなかった超マイナーなお城もいくつか紹介されていて、ほとんど攻城団未登録城だったので、あぁこれはぜひ今度城郭DB構築プロジェクトに入力申請したいなと思いました。
また、冒頭には「越中の城郭戦国史」というコラムがあり、ちょっと文章が多くて読むのに難儀しますが、越中の南北朝期~戦国時代にかけての歴史がかなり濃く分かりやすく書かれていたので、購入した人は最初に呼んで理解を深めることをオススメします。
富山県限定の城郭参考書としては一番参考になる本かなと個人的に思います。
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10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。
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