鉄塔と鉄塔の間の山が宮路山城です。 鉄塔はよく宮路山城に登るための目印とされていますが、右側(東側)の鉄塔ルート(足守陣屋ルート)は立入禁止になっていました。 自分は左側の鉄塔付近からのルートで登りました。
田上寺裏から西側鉄塔そこから城址というルートもあるようなんですが、どこから登ればいいのかわからず、別の溜池側からのルートで登ってみました。 ちなみに新選組隊士安富才助のお墓があります。
新選組隊士安富才助の墓です。 戊辰戦争時、会津で斎藤一が隊長だった時には副長に選ばれ、函館戦争時には土方歳三の最期を看取りその事を土方家に知らせた事が知られています。
この道は北麓まで続いているらしくその峠から東に進むのがルートのようなのですが、この奥で倒木等で道がわからず尾根へ直登しました。
この道は北麓まで続いているらしくその峠から東に進むのがルートのようなのですが、この奥で倒木等で道がわからず尾根へ直登しました。
道がわからず直登した後、尾根を進んでいるとピンクリボンの正規のルートと合流しました。
西側ルートではここから城域になります。 宮路山城は一時期信仰の場になっていたようで、所々に石仏や祠(祠跡)が残っており、西側ルートはその参道のようです。
西側の曲輪、虎口から
奥の曲輪Ⅱに向い小さな段が続きます。
西側のピークにある曲輪です。北西側に腰曲輪と二重堀切があります。
曲輪Ⅰと曲輪Ⅱの間の曲輪です。北側に三重堀切、畝状竪堀と防御施設が集中しています。
城内側の堀切から撮影
三重堀切に続き5本の竪堀が続きます。
主郭だと考えられています。 東に腰曲輪が続き東と南北に多重堀切や畝状竪堀が巡っています。
緩斜面につくられた畝状竪堀です。
ここから先は緩い尾根道で鉄塔を通り足守陣屋に出れるのですが、鉄塔まわりが背丈ほどの激藪になっているのと足守陣屋側には立入り禁止の虎ロープが張ってあるので西ルートに戻りましょう。
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