本丸にあります。
祠のあるところは一段高い土塁です。1970年の調査によると3mほど本丸より高いそうです。本丸は結構広かったです。
松林などの雑木を踏み分けて到達。ほぼ未整備ですが、間違いなく郭です。
二の郭も未整備に近く、三の郭へはとても足を伸ばせませんでした。
右奥に案内板が見えます。
上がってみるとやはり雑草・雑木に覆われています。
案内板の後ろは櫓台だと言われています。登城口のすぐ左側にあることから、見張り目的ともいわれているようです。
帯曲輪といった感じです。手水鉢は古くからあるようで、いつ頃のものか不明のようです。
案外高いです。
讃岐山脈と吉野川、川島城が見えます。眼下に広がるのは吉野川市川島町の街並み。
ネットで調べてみると、青々とした木が4~5本立っているあたりが新城のようです。もう少し枯木や雑木を手入れしていただくと、見通せるのですが・・。
高さがおわかりになると思います。
案内板右側が登城口です。
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僕らは攻城の折に、何もない城址だとつい「残念ながら遺構は見られない」と思い、書いてしまいますよね。事実そう感じてしまうことで仕方ない。そんな中でも何かいい所を見つけて書きたいものです。そんなご同輩や私に、この本!
城って、造るのが大変で注目されるのはそこだと思いますが、落城することもあれば、天災で壊れそのまま廃城になることもあったわけで、そうした例を数多くの文献を引用して紹介してくれています。完全に破却される城がある一方、現代も遺構がある城址も存在する訳や、植栽の手入れやごみ・糞尿の処分などメンテナンス、門限や賭け事などのルール(城掟)といった生活観まで教えてくれます。
城掟ってものが残っていることを知りました。機会があれば見てみたいな。
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