聚楽第
聚楽第

[京都府][山城] 京都府京都市上京区


  • 平均評価:★★★☆☆ 2.91(--位)
  • 見学時間:27分(--位)
  • 攻城人数:829(184位)

聚楽第の案内板

聚楽第本丸西濠跡は、現在の正親小学校の校門横に石碑と看板が設置されています。
正親小学校のフェンスには、京都弁で書かれた聚楽第の案内が掲示されています。

 聚楽第は「じゅらくてい」と読みます。「じゅらくだい」というても構いまへん。
 聚楽第はいまから四百年余り前に太閤秀吉(たいこうひでよし)はんがこの辺りに建てはった建築群で、いまの二条城みたいに壕と石垣で囲まれてたんで外見はお城みたいどした。中には行幸御殿、天主御殿、その他の屋敷群、茶屋などが建てられ、池と庭園がおました。それはようけでけてたらしいどす。
 ここ(裏門通り)は聚楽第の西側の壕があった場所どす。ここから二百五十メートル東、いまハローワークやユニクロがあるところ(大宮通り)に東側の壕がありました。そのハローワークを建てるときに地面を掘ったら聚楽第屋敷の瓦が出てきました。瓦には金箔が貼られていて、いまは国の重要文化財になっています。それを記念してハローワークの向かいに「聚楽第址」の石碑があります。
 その石碑(東壕跡)と、いまご覧のこちらの石碑(西壕跡)との間が聚楽第のあった場所やったということになります。
 聚楽第は竣工して八年後に或る理由で完全に取り壊されてしまいました。当時の記録も余りあらしまへんので、ほんまはどうやったんかよう分かりまへん。
 この石碑のおかげでこの辺りに聚楽第があったんやということが分かるだけどす。
   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

聚楽第の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

村上義清と信濃村上氏―坂城町信濃村上氏フォーラム記念誌

信州大学の先生が、北信濃の戦国大名 村上氏のお膝元である坂城町で行った講演を書籍化したものです。
村上氏(因島村上水軍も出てきます)に興味のある方限定ですが、郷土の歴史が楽しく学べます。また、坂城町が郷土の歴史を活用した町おこしについて奮闘している様子も書かれており、好感が持てます。

茶々さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る