ぐこ
ぐこさんの当日の行程
登城口の三岳神社は三の城と案内板に書かれており、水の手や出曲輪の役割もあったようです。 宗良親王の庵室もここにあり、ここで後醍醐天皇の崩御を知り、歌を詠まれています。
ここから15分程で東曲輪群と本曲輪群の分岐の堀切に着きます。急な山道ですが、登山客が多いため整備されていますし、木の根が階段状になつており登りやすいです。
主郭西側には二段の帯曲輪が取り巻いていて、下側には石積みの虎口があります。奥に見えるのが主郭です。
主郭西側下横堀内の切岸側には仕切り土塁から続いた登り石積みが見られます。
主郭西側は二段の帯曲輪があり、さらに横堀が二段あります。最下段の横堀内には石積みの堡塁があります。現地では壘石阻と書かれていました。
横堀内は石積みで補強した仕切り土塁が数箇所見られます。その石積み土塁は上段の横堀まで続いていて、登り石積みになっている箇所もあります。
主郭の西側の帯曲輪下には横堀が二重に取り巻いています。これは下の段の方で、下の方が土塁も高く内外に石積みも見られます。 土塁が障壁になっていたり、突出している箇所もあります。
浜名湖、遠州灘、三方ヶ原などが見える絶景です。
登城口から15分程登ると、東曲輪群（二の曲輪群）と主郭群（一の曲輪群）の境目の堀切に出ます。奥へ登っていくと主郭群です。
東曲輪群は東端と中程に堀切が見られます。
日本武尊が祀ってあります。
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和歌山県下の３城（和歌山城、田辺城、新宮城）の解説に166ページを費やしているほか、22ヶ所の御殿跡に29ページ、53ヶ所の台場跡に69ページを使い説明しています。
和歌山県は海県とはいえ、台場が53ヶ所以上もあるとは驚きました。
（
しろやまさん）
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