右の虎口から入ると、ごらんの通りすぐに行き止まりです。土塁の上からは攻撃し放題なので、いかにも囮虎口といった作りではないでしょうか。
雪山は那須岳でしょうか。
この奥の薄暗いところに入っていくと、びっくりするような中世山城の遺構が残されています。黒羽城にあるのは近世の遺構だけではないんですね。
土塁の中に開口部がありますが、この奥は右に曲がったところで行き止まりです。見通せないようになっているわけです。 外からは虎口が丸見えなので、武者隠しというよりは囮虎口でしょうか。攻め手を誘い込んで殲滅しようという罠ですね。
右の虎口から入ると、ごらんの通りすぐに行き止まりです。土塁の上からは攻撃し放題なので、いかにも囮虎口といった作りではないでしょうか。
那珂川沿いにこういう感じの横堀と土塁のセットが延々と続いていますが、ほとんど知られていないと思います。竹林をもう少し間引いてもらえると、ぐっと見やすくなるんですが。
那珂川沿いの地域には竪堀もあります。まるで山奥みたいですが、川と反対側に少し歩けば人里です。
「芭蕉の館」のところからずっと道なき道を歩いてくることができます。道に迷ってもすぐ近くに人家があるので、安心して無名の山城並みに探検気分を味わえます。
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