山麓の居館エリアにある石垣です。
代表的な登城道です。
右手から太鼓丸へ登れますが、太鼓丸は残念ながら未整備で藪化していました。
車のついた引橋がかけられていた堀切です。
石列があります。
本丸のすぐ下の門で、奥の土壇の上が本丸です。
このあたりは城内で最もよく石垣が残っています。
石段も見えており、なかなか広い枡形状の空間になっています。中世山城風ではなく、城主の権威を示すために近世に作られたものでしょう。
ジョギングをしていた人と比較して、圧倒的な切岸の高さがわかります。距離感も弓矢鉄砲で狙うのに近すぎず遠すぎず、というところでしょうか。
このあたりは山城好きにはたまらない土のうねり具合です。
中世の二の丸が近世になって本丸と改められ、中世の本丸が古本丸となりました。いずれにしてもここは城址の中心、中枢の中の中枢部です。
逆光による高コントラスト・バージョン。
順光バージョン。
上下二段の横堀がフレームに無理なく収まる場所を探しました。
左の堀底から攻め手がよじ登って土塁を超えると、また横堀。台地が躍動するかのような土塁や堀の立体感が伝わるでしょうか。
西城周辺はあまり注目されないエリアですが、堀が縦横に走って交差している興味深いところです。この写真では奥から手前に下っている竪堀に、左からの横堀が交わっています。
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