鬼門除けで北東の隅が斜めにカットされていることで知られる鬼門櫓の内部です。
鬼門にあたる北東の隅を欠いた珍しい櫓です。本来は本丸から見て北東に建っていましたが、移築されています。
別府湾がすぐ目の前です。
名物の城下カレイがとれる海ですね。
金網の向こうは本丸ですが、学校の敷地内なので入れません。本丸から海手側に張り出した櫓を「望海楼」とは、風流なネーミングですが、建物の中を通って海辺に出られるという形状もユニークだったようです。
傾斜が緩めで堂々たる石垣です。
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僕らは攻城の折に、何もない城址だとつい「残念ながら遺構は見られない」と思い、書いてしまいますよね。事実そう感じてしまうことで仕方ない。そんな中でも何かいい所を見つけて書きたいものです。そんなご同輩や私に、この本!
城って、造るのが大変で注目されるのはそこだと思いますが、落城することもあれば、天災で壊れそのまま廃城になることもあったわけで、そうした例を数多くの文献を引用して紹介してくれています。完全に破却される城がある一方、現代も遺構がある城址も存在する訳や、植栽の手入れやごみ・糞尿の処分などメンテナンス、門限や賭け事などのルール(城掟)といった生活観まで教えてくれます。
城掟ってものが残っていることを知りました。機会があれば見てみたいな。
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