ぐこ
ぐこ余呉駅から徒歩や自転車、バスでアクセスの際、柳ヶ瀬地域に入ると（倉坂峠と玄蕃尾城）のこの看板がありますので、ここを左手の砂利道に入り余呉川にかかる小さい橋を渡って少し進みます。するとすぐに登城口の道標があらわれます。
ぐこさんの当日の行程
余呉駅から徒歩や自転車、バスでアクセスの際、柳ヶ瀬地域に入ると（倉坂峠と玄蕃尾城）のこの看板がありますので、ここを左手の砂利道に入り余呉川にかかる小さい橋を渡って少し進みます。するとすぐに登城口の道標があらわれます。
ここを右へ進みます。倒木は少しありますが、よく整備された道です。20分程で久々坂峠、そこから東へ10分程登って進むと城域です。刀根坂も緩やかな坂です。
ここを北東に登ると玄蕃尾城で、反対側へ進むと行市山砦へ至ります。 古代から使われていた間道で、刀根坂の戦いではたくさんの朝倉軍兵士が亡くなりました。
堀切状の自然地形を過ぎたところにあります。 主郭に置いていないところがまた、心憎いです。
大手虎口を過ぎると、高くなっている右側の虎口郭（大手郭）から頭上攻撃を受けるようになっています。
北端の土橋になっているところから見た虎口郭。西側に通路がある三角形になっています。
土橋で繋がっており、土橋を渡る敵を虎口郭から攻撃できるようになっています。
北国街道に向かう最短ルートの南東の谷筋に面しており、ここから一気に出撃できる構造になっているとのこと。
北端から見た虎口郭。防御的にもこの郭を経由してしか主郭に行けないようになっています。
左側の馬出郭がだいぶん高所にあります。谷部から腰郭を経て上がってくる敵を狙います。
主郭の虎口機能、また三方向にも横矢がかかるように張り出しています。 主郭に入ろうとする敵はクランクしなければなりません。 うっとりしてしまうフォルムです。
主郭はキレイな正方形をしていて、北東には櫓台跡があります。虎口は南、北、東の三ヶ所。 郭内は下草はなく、木も少なく、見学しやすいです。
主郭の北東隅は正方形に一段高くなっており、礎石も見られ、天守に準ずるような櫓台跡と推定されています。
少し前はサクラが咲いていたみたいですね。
主郭北側の1番広い郭です。兵の駐屯地や物資の集積地だったとされています。 土塁や横堀でしっかり囲まれていますが、削平は甘いです。
主郭の周りもですが、主郭北側搦手郭の周りも土塁、横堀でしっかり囲まれています。うっとりです。
搦手虎口からは物資などが運ばれるよう、幅広く作られていました。
主郭北側は喰い違い虎口になっていて、そこに馬出郭がくっついています。谷部からの敵や、主郭北側の広い兵站用郭の虎口を守れるフォーメーションになっています。
主郭東側の虎口は張出郭が連結しています。主郭の虎口はどこも土塁が分厚く、門がしっかりあったと推定されています。
主郭南東の谷部や腰曲輪からの敵を警戒した張出郭。多角形になっていて、いろんな角度からの敵を狙えます。
賤ヶ岳合戦砦群で1番高所にあるので、砦群が一望できます。 行市山砦と行市山山頂は30メートルくらい離れて山頂が玄蕃尾城寄りです。
砦には南北に堀切があり、南側が外桝形虎口になっています。
玄蕃尾城を刀根越えまで戻り3．5キロ南へ尾根を進むと行市山砦跡があります。玄蕃尾城から軍道が続いているようで、広い尾根道です。 佐久間盛政が陣を敷いており、玄蕃尾城以外の陣城が全て見えます。案内板か砦内にいくつか置かれています。
南側は堀切ってない堀切です。 北も南も登山道が堀切内を通っています。
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元首相細川護煕氏は、本当に殿様だったんだなと実感しました。圧倒的な伝統を誇り、現代にまで名を残す大名家は、そうはありません。脈々と続く歴史の中で集められた名品もあり、何気ない日用品や、手慰みの作品でさえ、一つ一つに伝えられてきた歴史の重みを感じます。ほんの少しの判断の狂いで歴史から消えていった氏族も多い中、稀有な存在であり、そこに伝わるものたちは、これからも大切にされるべきものだと感じました。
（
黒まめさん）
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