郭2の登り石垣中程に虎口があり、北曲輪群に続いている城道が微かに見えていますが、侵入禁止になっていました。
(気をつけて)と紙が貼ってあるチェーンを跨いで進みます。ステキな茅葺の家の横です。見上げて木が伐採されているところは城域です。
登城口からの九十九折れの道を登った後、進む方向と反対側の郭は、大きな内桝形虎口になっています。
奥の高まりを超えるとNHKの鉄塔があります。 削平度合いが良いです。
郭3と郭2へは直登と巻道の二つの道があり、行きは直登、帰りは巻道を通りました。郭3あたりから石垣がちらほら切岸面にも見えてきます。
郭3南には石垣で固めた土塁の平虎口になっています。ここからが主要部かな、と思わせる立派さです。
郭2南側の虎口は平虎口で、左右に石垣があり、東側には櫓基壇が残っています。
主郭へと緩やかな勾配で登り石垣が両サイドにあります。 石は散乱していますが、今でも感じられる威容があります。木洩れ陽を浴びてステキすぎました。
郭2の登り石垣中程に虎口があり、北曲輪群に続いている城道が微かに見えていますが、侵入禁止になっていました。
主郭東側は二度曲がらないと入れないようになっています。写真は内桝形部分で、わかりにくいですが、石段もついています。
三箇所の入り口があり、穴蔵を持つ天守台だったと考えられているそうです。防災上は出入り口多い方がいいだろうけど、どう使われていたのでしょうか。 主郭の南西側大半を占める大きいサイズで、立派です。 写真では伝わりにくいので、観に来てください。
天守台北側には石組の貯水池もしくは井戸があります。とても大きいです。高取城などでしか見られないものだそうです。
主郭北側の平虎口を出て城道を西に進むと石段が現れます。この下も少し続く長いものです。 カッコいいので、振り返ってしまいます。
主郭の北虎口あたりから石垣の道標が出てくるのでスムーズに見学できました。
鷹屋西側の石垣です。石垣見学ルートからは鷹屋には入りずらいので、主郭に戻る方が良いです。
左手が馬屋です。石の崩落が激しいですが、良い雰囲気でした。南曲輪群と北曲輪群は動物の痕跡が多いです。
鷹屋から馬屋へはジグザグの城道が繋がっていますが、両サイドに竪石塁?登り石垣?があります。
主郭南曲輪の鷹屋の東側の虎口は石段があり、正方形の転用石?もあり、桝形を形成しています。 おばあちゃんちの広い玄関、のイメージです。
小姓曲輪切岸下に井戸があります。後ろは崖なので引きで写真を撮ることができないです。 土岐氏のお城によく見られる崖の下の井戸を思い出しました。
上段と下段を分けるような石塁があります。 小姓曲輪は虎口も低いけれど食い違っているような石塁仕様です。
手前に少し見えている郭6の石垣は郭5下の高石垣の隅とずらして築かれています。
郭6から郭5(小姓曲輪)を見上げると、往時の壮大さが感じられます。
さらに西の二本目の堀切よりも立派な堀切です。東の城は堀切がほぼないので新鮮です。 西の城への道はハイキングコースになっているので快適です。西の城自体は見所が外桝形虎口くらいですが、この一本目の堀切までは見学されると良いと思います。
二本目には倒木がありました。一本目ほどではありませんが、鋭い堀切です。
ちょうど真ん中に土塁があります。区画分けにしては高いです。
キラキラしているので気づきました。はまらないように気をつけてください。
全く石垣がない西の城ですが、虎口の工夫などから東の城と同じ織豊期のものか?と考えられているようです。
北曲輪群主郭側はは雛壇状に郭が連なっていて、切岸面には石積みがみられました。 郭2北側からの北曲輪群への城道が通行禁止なので、主郭北西隅から降りて行きました。アナグマがクルミを食べていてギョッとしました。
北北東曲輪群(郭29)から見上げたところ。北北東尾根の曲輪群も郭が雛壇状に連なっています。北北東尾根の曲輪群へも郭2北側から降りるしかはっきりした城道はなかったです。
登城口から木が伐採されている箇所が見えますが、郭3のそこの部分からのみ、眺望がよく、京北の町が見えます。
チェーンの貼ってある登城口から少し進んだ奥に大手門との案内板があります。 ここから尾根に出るまでは九十九折りの急登りになりますが、すぐです。
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