山麓のバス停から10分ほど登って三叉路に到着。左側も城域(北ノ城)ですが入口は見つけられず。案内板の右横に山道が見えていますが、登城口はそこではなく道路を右に曲がったところにあります。
佐渡本間氏は惣領が雑太城(跡地は妙宣寺)、分家が獅子ヶ城(跡地は佐渡高校)と、ここ羽茂城に分かれるようです。所有者の部分に記載がありますが個人蔵の城跡ですね。
東門付近の略図案内板。方位の記載がありませんが、左下が北(7時の方向)ですね。海の方角に大手門を置いています。案内板の裏山に厩・馬場があるようですが、畑があって進めませんでした。
三叉路を右に曲がったところにある入口。この右側に荒神城跡の標柱、奥に本間家のお墓があります。手前の歌碑は説明がなくよくわかりませんでした。
英文写真付きでくわしく記載されています。
遊歩道を進み、お墓の前を通過したら東門跡の土塁があります。この先はやや下り道で左に小さな池と雑木林(屋敷跡)が広がります。
短い木橋を渡ると、遊歩道は五社ノ城(主郭)を左側に巻くように進んでいきます。主郭との高低差は4mぐらいありそうでした。
遊歩道を進むと、左側は主郭、右側は視界が開けて羽茂市街を見下ろせる腰郭跡に到着です。
案内板を設置したころはこのように見えていたのでしょうね。羽茂中学校は2014年に閉校して空き地になっています。灌木が視界を遮っていて草刈神社の少し下あたりしか見えませんでした。
腰郭跡から登っていくと主郭部と思われる五社ノ城の頂部に到着。この右側に五所城跡の標柱。奥に五所神社や祠や城址碑が見えています。
苔むしていて読みにくいですが「羽茂城址五所神社遺蹟之碑」とあります。漢文で由緒が書かれているようでした。読むと明治四十三年に設置されたようです。
腰郭跡からの登り道のほかに鳥居に降りていく石段があります。左側が腰郭跡、右側が大門跡、手前は城坂につながる道。こちらから見るとかなり高さがありますね。
大門跡方向を探索。隠れた標柱に気づかず少し行ってしまいました。これは振り返って撮ったもの。左奥に少し見えているのが大門跡の土塁、右側は主郭。このまま進むと東門近くの民家横に出ました。
不開門跡との分岐を右に進んでいくと大手門跡に出ます。少し奥には十基の墓碑がありました。
城坂方面を探索。主郭から下って分岐を左側に進むと、二ノ城のあたりは畑になっていて視界が開けています。さらに進むと不開門跡と大手門への分岐。この先に進むと畑になっていました。
城坂を麓方面に下るとJAのガソリンスタンド裏あたりに出ます。登り坂が続きますがこちらから登るのがいいかも。少し奥に標柱あり、さらに奥の分岐を左です。堆積した落ち葉がすべりやすくなっていて道中難儀しました。
JA羽茂のガソリンスタンド脇に立つ案内板。古いけどこちらのほうがわかりやすいかも。奥の道を進んで右側に麓側の入口があります。
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