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助川海防城は水戸藩9代藩主・徳川斉昭によって海防を目的として築城されました。沖合に頻繁に出没する異国船に危機感を募らせた斉昭は、家老である山野辺義観に命じて、中世に存在した蓼沼館の修築との名目で跡地に築かせています。その後は義観の長男である義正、さらに次男の義芸が城主をつとめましたが、1864年（元治元年）に起きた「天狗党の乱」に巻き込まれ、幕府軍の攻撃により落城しました。現在城址は「助川城跡公園」として整備されており、本丸の石垣が模擬復元されています。
目次
助川海防城に関するデータ 情報の追加や修正
110 ｍ（ 60 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
徳川斉昭
着工 1836年（天保7年） 〜 竣工 1841年（天保12年）
1864年（元治元年）
山野辺氏
曲輪、本丸表門礎石
県史跡
石垣
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 梯郭式 |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 110 ｍ（ 60 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 徳川斉昭 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1836年（天保7年） 〜 竣工 1841年（天保12年） |
| 廃城年 | 1864年（元治元年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 山野辺氏 |
| 遺構 | 曲輪、本丸表門礎石 |
| 指定文化財 | 県史跡 |
| 復元状況 | 石垣 |
更新日：2024/04/28 03:47:27
助川海防城へのアクセス情報 情報の追加や修正
鳩ヶ丘さくら福祉センター駐車場（無料、15台）
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
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| 駐車場 | 鳩ヶ丘さくら福祉センター駐車場（無料、15台） |
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とてもローカルな内容ですが、地元の城郭研究会の方々が実際に現地調査をして書かれているので、和歌山の城を知りたいときにはとても役立ちます。
特に、和歌山は著名な戦国武将がいないわりに、中央に近いので、その影響をもろに受け、群雄が接近したり反発したりととても複雑な様相を示しています。多数存在する小領主とその居城を網羅するこのような本の存在は大変ありがたいです。
今回は、図書館で借りましたが、自分でも持っておこうと思いました。
（
黒まめさん）
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