北方初代領主戸田光賢は、元禄十年(1697)に五代将軍徳川綱吉の御前で見事な馬術を披露しました。その恩賞として時の太鼓の使用、冠木門の設置、鮫鞘の三間槍の使用を将軍家より直々に賜ったそうです。 時の太鼓の打ち上げは、徳川御三家にしか許されておりませんでした。
西順寺に時の太鼓が納められていますが、普段は見学できるかはちょっと不明です。 6月10日の時の記念日には、昔ながらの打法で6回時を告げるそうです。その時には太鼓楼に設置されている渋川春海の板額も一般公開されます。
立派な太鼓楼でした。ちなみにお寺は近代的なコンクリ建築でした。
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