• 撮影日時：2016年12月18日 14:01:58 昼
• 撮影者： てつ
• 分類：城址風景

てつさんの当日の行程

• 1.高根寺境内

  

  こじんまりとはしていますが、起伏のある境内は歴史と趣をを感じさせてくれる寺院です。ぜひご参詣下さい。

• 2.高根寺山門から南へ伸びる斜面

  

  高根寺前の道は南北に走り、南へ向かって高くなっていきます（画像の奥が南＝高台）。台地の北側は現在も水田など低地になっており、往時は沼沢地だったことでしょう。台地北端の地勢の最も低い位置にあったこの曲輪は、船着場やそれを見張る施設だったのかもしれませんね。

• 3.高根寺鐘楼から本堂南側の切岸（？）を撮影

  

  高根城が高城氏の城であるならば、城内に庇護する寺を置くのも頷けます。ただ主要部には建立しないのが一般的だと思いますので、やはりここは出丸のような存在だったと思われます。

• 4.高根寺山門

  

  境内には、本堂・鐘楼・御神木などがあり、かなり立派な寺院でした。本堂の西から南側には切岸状の斜面があえりましたが、これが高根城のものなのか寺院建立の際のものなのかは分かりませんでした。

• 5.秋葉神社

  

  高根寺と道を挟んで御座します。この社は墳墓のような土壇上にあり、高根寺のある曲輪を側面から援護する役目があったのかもしれません。

• 6.主郭と2郭間の土塁

  

  主郭と2郭を隔てる土塁と思われます。現在でも1mほどの高さがあり、東西に50〜60mほど伸びています。ただ、土塁に全く折れが無いのと、その北側（画像の道路側）に堀の形跡がない為、防備としてはやや心もとない気もします。虎口らしき遺構も見当たりませんでした。

• 7.高根城・主要部全景

  

  高根寺の寺標前の横断歩道を渡ったところから撮影。画像右端の丘の上のビニールハウスのあたりに櫓台と思しき土壇があり、ここが主郭跡と思われます。主郭と台地基部の間には天然の谷津を利用したと思われる堀切道があり、主郭から北（画像左）へ2郭・3郭と連なる連郭式縄張りだったと思われます。

• 8.県道8号線・西側の高根寺標

  

  米ヶ崎城から県道8号線を北上、段丘を数回登って降りてすると、下り坂の途中にこの辻があります。画像右手が秋葉神社の丘、道の奥には高根寺と駐車場があります。

高根城のほかの写真

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