国立国会図書館デジタルコレクションで「忍城史跡碑 : 六十六基 金石文集 写真と案内」という本を見つけ、行田市に忍城関連の石碑がいっぱいあるなあと思いました。ちょうど行田市郷土博物館で春の収蔵品展「忍城ゆかりの武具」をやっているので、博物館・忍城建造物見学と一緒に櫓と門の石碑巡りもいいなと忍城攻城をすることにしました。ルートは以下にしました（最短ルートというわけではないです）。長野口御門跡→八軒口御門跡→天満口御門跡→向吹御門跡→升形御門跡→大手御門跡→（北谷口御門跡）→谷郷口六つ門跡→沼橋御門跡→三重櫓跡→（熊谷御門跡）→下忍御門跡「下忍口...」→多聞櫓跡→太鼓門跡→成田御門跡→諏訪曲輪御門跡→二重櫓跡→皿尾口御門跡→持田口御門跡→大宮口御門跡。丸カッコ内は忍城十五門の一つみたいですが、石碑が見つからなかったものです。本にも丸カッコ内の石碑の写真は載ってなかったです。また、三重櫓（＝天守代用の御三階櫓）跡の石碑が三の丸の端（本丸から遠い所）にあるので変わったお城だと思いました。私が知らないだけかも知れませんが通常、お城の象徴である天守（天守代用の櫓）は本丸か二の丸に建っているものだとばかり思っていました。あと、谷郷口六つ門跡碑の裏に加須市總願寺黒門はここの門を移築したかのような記述があるのが気になりました。總願寺黒門の近くにある加須市教育委員会の説明板には北谷門を移築というようなことが書いてあるので、様々な説があるということでしょうか。色々と勉強そしていい運動になりました。