幸手駅すぐそばの広い道路沿いにこじんまりと一色稲荷神社が立っている。その境内に説明板がある。

「館宿笠根集落入口」の立て看板がある道を入る。目当ての稲荷神社のそばには「館笠農村集落センター」の看板。近くには土塁らしき遺構も残っている。

グーグルナビで行くと龍泉院に案内される。それより隠沢観音（笠間市泉９１５）を目指し、その手前の赤い鳥居と祠のある部分から山道に入っていくとよい。

国道から宝幡院の長い参道を進むと正面に古びた山門がある。その両側は土塁で、門のすぐ左手に説明板。右手の堀跡のような道を進むと角に城址碑と案内板がある。城址碑は土塁の上に建てられているので階段がついている。

クチコミどおり、ホテル大山に登る直前の三叉路左側の藪の中に説明板を発見。その裏側にある登城口の小道は、藪と落ちた小枝で埋まりとても登れるような状況ではなかった。

土塁や空堀、郭などの遺構の保存状態の良さ、林の奥に見える二重堀の美しさ、活発な地域の保善会活動、その拠点としての蒼龍寺の存在など攻城に大変お勧めの城址です。