城址は行方市内宿の香取神社となっている。鳥居脇に案内板があり「香取神社」と書かれた石柱の側面には「木崎城跡」とも彫られている。すぐ脇には空堀跡が境内をぐるっと囲むように残っている。お社の周囲には土塁も確認できる。

泉蔵院墓地の西側登城口から攻城。入り口部分こそ薮化しているが、すぐに軽自動車1台分幅の整備された山道が続く。「山の神」碑を過ぎ、尾根に出て鳥居を潜った先が頂上で「枡形山城址整備竣工記念碑」がある本丸跡に出る。登山口から片道30分ほどであった。

案内板は「城川公園」という小さな児童公園にあります。

グーグルマップに従い畑の間を通る細い坂道を少し上ると、右手の草やぶに埋もれるように城址碑と「う　漆窪城址と長桂寺」というかるた形式の簡単な説明板がある。

熊野神社を過ぎ旧中山道方向に進むと分岐点に着く。旧道入り口を過ぎた左側に藪の広がる平らな部分と土塁跡とみられる起伏が見える。城址碑や説明板等はない。山ビルがいるので服装等対策を忘れずに。